保育士求人が常に出される理由

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保育士求人が常に出される理由

保育士という仕事は資格が無くては働けないものであるため、資格が無くとも誰でもなれる仕事と比べると貴重な有資格者という人材が必要になる仕事だと言えます。そのため「有資格者が少ないために求人が常に出されている」と考える人は少なくないのですが、実際には年間3万人以上の有資格者が生まれていて、2010年時点の調査だと150万人近くの有資格者がいることはあまり知られていません。



平成26年に行われた人口統計調査の中では0~5歳の児童の数は630万人とされているため、単純に割ると保育士1人当たり4~5人の子どもを割り振ることができ、決して人材が不足しているとは言い難い状態にあります。
ではどうして全体数から見れば人材が明らかに不足しているとは言えないのに保育士求人が一年を通して常に出されているのかという疑問が出てくるわけですが、この原因としてはやはり、保育士求人の給与の低さが挙げられるでしょう。

その裏付けとなるデータとして使えるのが調査会社が行った年収調査の結果で、この業界における平均年収は317万円となっています。

一見するとある程度の収入は得られているように見えますが、同調査における業界平均年齢は34.8歳となっており、同年代の平均年収が400万円台前後であることを考えると収入がかなり少ないと考えるのが妥当です。



実際のところ、働き始めて間もない保育士だと月あたりの給与が10万円をなんとか超える程度というレベルになっていることも多いため、仕事への熱意があるのに給与が低くて辞めざるを得ない、そのために人材が流出して求人が出されるといった形になっている可能性が極めて高いのです。



国としてもこういった現状は問題があるとして解決策を模索していますが、まだ劇的に状況を解決するような方法は見つかっておらず、対策に遅れが生じているのが現状です。

こういった事情があるため、今後もこの業界における求人は常に出される可能性が高いと言えるでしょう。

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